代表者 | 阿部友美 |
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代表者の所属 | 坑内労働検討WGリーダー |
構成員・職種 | 坑内労働問題に関心を持つ土木学会員、トンネル技術者 |
構成人数 | WG現在5名 活動状況により変動(委員会20名程度) |
代表者 | 阿部友美 |
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代表者の所属 | 坑内労働検討WGリーダー |
構成員・職種 | 坑内労働問題に関心を持つ土木学会員、トンネル技術者 |
構成人数 | WG現在5名 活動状況により変動(委員会20名程度) |
女性技能者の坑内労働規制緩和を目指して
女性技能者の坑内労働規制緩和を目指して
日本では長らく、女性の坑内労働(トンネル工事に従事すること)が禁止され、見学であっても現場に入ることが望ましくないとされてきました。これは“山の神が嫉妬する”などの言い伝えによるものではなく、実は、戦後制定された労働基準法の中で「女性労働基準則」(以下、女性則)として定められていたことが理由です。
労働基準法の女性則は度々改正され、1985年には医師や看護師、取材の業務について、1994年には自然科学研究の業務について、臨時的な入坑が認められるようになりましたが、技術者への規制は続きました。
(一社)土木技術者女性の会に寄せられた当事者からの相談を発端に、経済・業界団体が政府に要望を出すなどして、2006年に法改正が実現。2007年施行となり、女性技術者の入坑が解禁されました。
しかし、トンネル工事の施工技術や作業環境が格段に向上した現在でも、女性技能者は坑内労働に従事することはできません。
土木学会D&I委員会坑内労働検討WGは、女性技能者の坑内労働規制緩和を目指して、関係機関や諸団体との意見交換、公開討論会のなどの活動を行い、情報発信を続けていきます。
※掲載内容に関しますお問い合わせは、「土木学会D&I推進委員会坑内労働検討WG」へお願いいたします。