1982年の創立以来40年以上にわたって、女性土木技術者が働きやすい環境づくりに取り組んでいます
・本会は、女性技術者の質の向上と活動しやすい環境作りのために、設立当初から次のような目的を掲げ活動を行っています。
- 土木界で働く女性技術者同士のはげましあい
- 土木界で働く女性技術者の知識向上
- 女性にとって魅力のある、働きやすい土木界の環境作り
- 女性土木技術者の社会的評価の向上
- 土木技術者を目指す女性へのアドバイス
・全体の活動として、総会(年1 回)や見学会、セミナー、勉強会を開催し、会員同士の情報交換の場として会誌「輪」(年2回)を発行しています。また地域に根差した活動を行えるように、全国を北海道・東日本・中部・西日本・九州の5支部に分けて、支部毎に勉強会、見学会、懇親会等を多数企画し、会員相互の交流と連携を図る活動を行っています。
・会員は30歳代以下の若い世代が半数以上と増えており、建設会社、コンサルタント、官公庁や大学などの教育・研究機関に所属する他、フリーランスも活躍しています。また技術士、測量士、1級土木施工管理技士などの資格取得者も多く在籍しています。
また、男⼥問わず、当会の趣旨に賛同し、応援してくださる個人・団体の方を対象とした「サポーター」制度も導⼊しています。
・2022年に創立40周年を迎えました。それを記念して、40年におよぶ活動の軌跡と将来への展望を描いた「創立40周年記念誌」を制作しました。
この記念誌には、会の現況やこれまでの歩み、歴代会長のインタビュー、そして若手会員による座談会と会員アンケート(いま、そして100年後の土木界)など、数々の貴重なエピソードや思い出が盛り込まれています。当会のウェブサイトから電子ブックにてご覧になれます。
「創立40周年記念誌」の電子ブック
・2014年に内閣府より「平成26年度女性のチャレンジ賞」を受賞しました。受賞にあたっては、土木界における女性の活躍を支援するとともに、「ドボジョ」の普及に貢献した実績について高い評価をいただきました。
・本会の活動の1つとして、会員からの相談に応え、労働基準法に残っていた女性の坑内労働禁止の規制緩和に取り組み、2007 年改正労働基準法において就労制限の範囲が大幅に緩和され、「技術上の管理および指導の業務」が行えるようになりました。
・活動の一環である次世代の育成として、土木技術者を目指す女性のための就職支援冊子「Civil Engineer への扉」を制作しました。14 名の会員が、土木技術者としての働き方や未来の土木技術者に向けたメッセージを紹介しています。これまでに、1999 年版、2006 年版、2017 年版を発行しています。2017 年版については、当会のウェブサイトから電子ブックでもご覧になれます。
「Civil Engineer への扉 2017 年版」の電子ブック
・当会を紹介する動画もぜひご覧ください