建設産業における女性の就業継続にむけたキャリアパス・ロールモデル集_第2版
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Iass!eMeWORKPRVATEg建設業への入職を考えられている方や就業の継続に悩む方へのメッセージ仕事を始めた当初は、分からないことだらけで、先輩方についていくので精一杯でした。様々な現場や仕事を経験して少しずつ理解できてくると、面白さややりがいが出てきます。たとえ失敗したとしても、先輩や上司がフォローしてくれるので、恐れずに飛び込んでみてください。● 職場復帰と同時に、保育園に入園。どこも満員だったが、運よ● 夫婦で相談し、夫婦ともに転職。再び山口へ引っ越す。● 職場復帰後は、時短勤務を活用。Q現場の環境整備A大きい現場であれば、男女別トイレ等の環境整備がある程度されているが、小さい現場だと設置場所も限られており、なかなか難しい。Q夫の育児についてA夫も育休を半年間取得し、早い段階から育児を経験できた。そのため、私が仕事で不在の時のワンオペ育児にも積極的。産後間もない時に男性も育休を取得し、育児を経験できるとその後の育児への抵抗感が少なくなると感じる。Q今後の会社の取組みA自分が社内で初めて産休・育休を取得して仕事復帰をした事例であるため、今後の取組みについては社長等と相談しながら検討している状態。男性社員も育休が取得できるようになれば良いと考えている。Q産休取得時に苦労したことA自分しか把握していない仕事の引継ぎ。Q活用した会社の制度や取組みA時短勤務と病児保育の費用補助を活用。21[年齢]物流企業入社2325引越❶結婚引越❷市役所勤務27多々良造園入社1級造園施工管理技士 取得32341級土木施工管理技士 取得35出産千葉県の大学卒業後、地元に戻り植物に関われる会社に就職。◎結婚当時● 結婚のため、地元山口県から岡山県に引っ越す。実際に携わらないと分からないこともあるため、産休中も連絡を取れるようにしていた。Q活用した自治体の取組みA自治体が運営する保育園を活用。職場復帰前に、窓口で、保育所の空き状況について確認・相談。7箇所の保育園に見学も行った。臨時職員として、文化財保護関連の業務に従事。◎第一子出産● 自身の育児休暇中に、夫も育児休暇を半年間取得。そのため、夫婦二人で育児をすることができ、資格取得に向けた時間の捻出にもつながった。く入園できた。半年間、県外にあるいくつもの現場を担当。遠方での仕事も夫が理解を示してくれたため、仕事に集中できた。市役所時代の上司の紹介により事務職として採用され、入社。時短勤務は、社長と相談して柔軟に対応できている。病児保育の費用補助についても、費用面での負担が軽減され大変助かっている。産休や育休の間に資格取得に向けて勉強する時間を捻出し取得。◎育児と仕事の両立● 家事や育児の分担は、特段決めず、夫婦で臨機応変に対応。

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