WORKPRVATEWORKPRVATE● 現場事務所勤務主体で施工管理補● 事務所勤務中に1級建築施工管理技士を取得するなど、スキルアップは欠かさないよう注力。● 復帰後、現場勤務に従● 子育ての都合上、現場に常駐困難な時期もあるため、その期間は事務所にて工務系の業務に携わる。● 入社当初は、先輩職人に同行して現場で施工管理補助を行い、2年目から小規模、5年目から中規模以上の現場の責任者として施工管理に従事。● 40代に入ると、複数の施工管理責● 20歳後半で、2級施工管理技士を取得。● 現場勤務が主体だが、時期によっては事務所での● 休日は、夫が育児全般を担当。家事は2人で分担● 子供の体調が良くない時は、テレワーク勤務や両親にお願いする等で対応。● 会社や夫と、仕事と育児を両立する方法を相談し、月単位で夫婦交互に短時間勤務を行うこととなった。● 復帰前に会社と定期的な連絡・相談を行うことで会社の近況を知ることができ、スムーズに復職できた。● 入社当初は、先輩職人に同行して現場● 登録左官基幹技能者を取得し、現● 出産後も現場勤務が主体。職長として現場を指揮する立場に。社内でフォロー体制を構築することで短時間勤務を実施。● 20歳後半で、1級左官技能士を取得。現場の班長になり、後輩を指導する立場になる。● 現場勤務が主体。● 家の掃除等は、休みの日に協力して行ったり、曜日● 1人目が小学校に進学した際は、自宅近くの区が運営している学童保育を活用。● どうしても迎えが間に合わない場合は、延長保育、子供の体調不良で保育園に預けられない場合は、会社のベビーシッター補助制度を活用し、ベビーシッターを依頼。28技術者編[年齢]技能者編❶[年齢]2018入社〜※27歳に結婚■2人目出産● 1人目と同様の方法で育児を行うが、夫と育休取得の時期をずらしたり、短時間勤務の活用等により対応。入社〜※24歳に結婚■2人目出産● 1人目と同様の方法2829出産❶3233出産❷2829出産❶職場復帰■育児と仕事の両立● 夫の仕事の都合上、平日は育児の分担ができないことが多いため、夫はゴミ出し等の家事のサポートをしている。職場復帰■育児と仕事の両立● 夫婦で同じ職場であるため、現場の状況等に合わせ3233出産❷4040 建設産業を女性が働きやすい業界とするためには、入職した女性が働きつづけられるよう、多様で柔軟な働き方が選択できる労働環境を整備することなど、女性を応援する取り組みが重要です。 この章では、子育て世代にスポットを当て、実際の事例等を参考にしながら、子育てをしながら働き続けている方のロールモデルをいくつか紹介いたします。■1人目出産● 子供を連れての出勤が可能で、事業所内にも保育施設があったことから、それを活用。■1人目出産● 会社が近隣の保育園と提携していた勤務もあり。作業に従事。ため、その保育園に入園。Aさん(40歳後半)技術者● 父親が建設業に携わっていたこともあり、自身も建設業に興味を持ち、専門学校卒業後、総合建設会社に入社。Bさん(30歳後半)技能者 (左官)● 高校在学中にテレビで見た左官職人に憧れを持つ。親の反対はあったが、担当教諭の後押しや就職先に女性職人がいたこともあり、卒業後、地場の左官の会社に就職。事。で育児を行う。て適宜役割を分担。 (例)妻の主な役割:子供の迎え、夕飯作り 夫の主な役割:朝食作り、子供の送り毎に分担を決めて対応している。【家族構成】夫(他業種の会社員)子供2人※両親と近居職場復帰❶❷II❶❷【家族構成】夫(同じ職場の先輩、左官技能者)子供2人職場復帰助を行う立場で従事。任者を担当することになった。して行っている。場では上級職長として活躍。(3)ロールモデルの紹介事例1事例2
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