女性定着促進に向けたアクションプログラム_第3版
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佐賀県長崎県熊本県大分県15受注件数女性の働く環境の改善が必要。<「県内の官民の女性技術者での意見交換会」で出た意見>女性トイレや更衣室が少ない(物置になっていて使えない)しかし、職場の男性職員は優しい人が多く、結婚や出産を機に退職しても数年後復帰することは容易になってきている等、改善されている点もあるようだ。女性定着に関する課題等○ 女性活躍推進検討WG…建設業への女性の入職促進や女性が活躍できる環境作りなど、課題解決への取り組みと自治体の取り組み○ながさき建設女子ネットワーク“よりより”…平成28年度に県内女性建設技術者・技能者234名のネットワークを形成○地域交流会…年間2〜3地区において現場見学会やワークショップなど女性技術者・技能者の交流会を開催活用基準特別簡易型【事後・同時(担い手育成)】発注工事に限定対象工種: 土木一式(3.5千万円〜1億円未満)法面吹付(1千万円〜1億円未満)舗  装(1千万円〜1億円未満)選定における留意点① 現場の制約条件が厳しくないこと② 構造・形式・施工方法が一般的なもの③ 担い手技術者向けであると判断できるもの総合評価落札方式活用状況現在は官主導で建設業に従事する女性自身の抱える課題を拾いあげ、産学官で共有し、課題解決の方向性を検討する活動を実施しているが、そこから企業等女性自身が所属する組織内等で具体的かつ実効性ある声をあげ、行動をとることができる女性となると非常に限られるのが現状。建設業における女性定着・活躍のためには経営者の意識の変革が必要であるため、経営者を動かすことができるアクションが求められると思う。理解のある経営者のもと活躍する女性職員が現れ、それを成功事例として広めていくことで更なる入職を促すことができるようになり、好循環が生まれることが理想ではないか。女性定着に関する課題等自治体の取り組み建設産業における女性の入職促進を図るため、県内建設産業で働く女性同士のネットワークづくりのための交流会や現場見学会等の開催に要する費用を補助している。建設業で働く女性の割合が2割弱と他産業よりもかなり低く、会社内に同性が少ない、又は、一人もいない状態であるので、悩みや不安を相談することが困難な状況である。そのため、建設業で働く女性が個々に抱える悩み・不安などの問題、やりがい・喜びといった魅力を共有できる交流の場など、業界全体で横のつながりづくりを支援することが必要である。女性定着に関する課題等大分県建設産業女性活躍推進事業(R2〜)(概要)建設産業における女性の活躍を推進するため、経営者向けトップセミナーを開催するとともに、現場技術の情報化を活用し、ドローンによる測量や積算・コスト管理、情報発信力等を習得するスキルアップセミナー等を開催する。活用基準令和3年4月1日以降、公告を行う総合評価落札方式を適用する工事の一部において、「ワーク・ライフ・バランス推進型」総合評価落札方式の試行を開始する予定。評価項目「ワーク・ライフ・バランス関連の認定・表彰」の実績次のいずれかの認定又は表彰がある場合に評価する・ユースエール認定・えるぼし認定・くるみん認定・おおいた働き方改革推進優良企業表彰・おおいた女性活躍推進事業者表彰・上記の認定・表彰の基準となっている計画等の策定も対象。自治体の取り組み総合評価落札方式活用状況女性定着に関する課題等・経営者、業界の意識不足して平成28年度より産・学・官の各分野から選ばれた13名にて開催。件数220

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