女性定着促進に向けたアクションプログラム_第3版
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和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県13自治体の取り組み県の入札参加資格審査において、女性職員を雇用している企業を評価(地方基準点数で加点)している。女性定着に関する課題等トイレや更衣室の整備といった現場の環境整備だけでなく、家庭との両立をフォローアップしたり、休業中の代替要員の確保など、働きやすい環境の整備がまだまだ足りていないと思う。○鳥取県男女共同参画推進企業認定制度県内企業における男女共同参画の普及推進を図るため、仕事と家庭の両立に配慮し、性別によらず誰もが働きやすい職場環境づくりを積極的に進める企業を認定。 ☆認定のメリット 県HPで企業の取り組みを紹介、認定ロゴマークを名刺等で使用可能、就業規則の整備支援、建設工事の入札参加 資格者格付における加点付与等○輝く女性活躍パワーアップ企業登録制度企業において女性活躍を推進し、人材育成や環境整備に取り組む企業を、「輝く女性活躍パワーアップ企業」として登録し、公表。 ☆登録のメリット 女性の就労支援や育児等と仕事の両立を支援するための職場環境づくりを支援する補助制度が活用できる○女性活躍職場づくり助成金等事業補助金輝く女性活躍パワーアップ企業が行う女性活躍の取り組みに係る経費の一部を助成。○イクメン・ケアメン養成セミナー支援事業男女共同参画を支える主体となる子育て世代の有職男性層に対して、家庭での協働の具体的なイメージを持ってもらい、職場での男性の家庭進出の機運の醸成を図るため、県内企業等が開催する社内研修へ講師を派遣。○企業のファミリーサポート休暇等取得促進奨励金男性労働者に育児参加休暇、育児休業、介護休暇、介護休業、短時間勤務を取得させた事業主、または労働者(男女不問)に不妊治療(プレ・マタニティ医療)休暇を取得させた事業主に対して奨励金を支給。自治体の取り組み○ 建設産業に従事する女性は、事務職員がほとんどで、技術者(技能者)は少なく、現場人材としての女性確保は○ 建設業への就職を希望する(女子)学生も、待遇面が手厚い県外ゼネコンを志向し、県内業界への定着は進まな女性定着に関する課題等○ 職業の選択肢の一つとして建設業に目を向けてもらうよう、性別にかかわらず学生のみならず保護者に対しても、さらに業界の魅力をPRする取り組みが必要(特に待遇面以外の部分で、県内建設業で働くことを選ぶメリット(使命感、生活スタイル等)を見せる)。○ 女性技術者等で構成される団体による、建設業への女性の入職・定着の取り組みを補助金の交付により支援 ・R2年度の交付先: しまね建設産業イメージアップ女子会による、県内学校等への出前講座、女性技術者交流自治体の取り組み ・補助率及び上限:2/3以内、上限300万円○ 女性活躍推進員が建設企業を訪問し、女性活躍にあたって活用できる各種支援策を紹介/提案し、必要に応じて女性定着に関する課題等建設業への女性の入職と定着を進めるためには、多様で柔軟な働き方のできる労働環境の整備が必要であり、その促進のために、建設業経営者等の意識改革を進めていくことが必要と考える。建設業で活躍する女性技術者と建設業に興味を持つ女子学生との交流会を開催し、女性の活躍推進に取り組んでいる。・建設業女性技術者交流会 令和元年度の実績紹介 (https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kensetsugyo-miryoku/kensetsugyojoseigijutsusya2019.html)・建設女子カフェ 令和元年度の実績紹介 (https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kensetsugyo-miryoku/r01joshicafe.html)自治体の取り組み女性定着に関する課題等・女性が働きやすい労働環境の整備(快適トイレや産休育休制度等)が不十分・建設業の負のイメージ(3K:きつい、汚い、危険)からの脱却自治体の取り組み・けんせつ小町と座談会の開催・冊子「女性もやっちょる建設業!」の配布・女性が働きやすい労働環境の整備(産休・育休制度の充実、時間外労働の削減等)が必要と考えている。・ 総合評価方式において、女性活躍推進に関連した評価項目を設定することについては、技術力(保有資格、施工経験など)を有する女性技術者が限られるため、特定の企業が有利になることがないよう、慎重な検討が必要と考えている。女性定着に関する課題等極めて難しい。い。会、広報活動等申請窓口への橋渡しを行う。(商工団体への委託事業)

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